フリーランスや個人事業主にとって、日々の大きな課題のひとつは「情報整理」。打ち合わせのメモ、企画資料、リサーチ記事…必要なときに探し出せず、つい時間を浪費してしまったなんてことはありませんか?
そんな悩みを解決してくれるのが、Googleが提供する新しいAIサービス「NotebookLM」。アップロードした資料をAIが理解し、要約や整理を自動で行ってくれる“AIノート”。まるで専属アシスタントのように、自分専用の知識ベースを作り上げられるのが特徴です。
本記事では、NotebookLMの全体像から始め方、便利な活用シーンまでをわかりやすく解説します。これを読めば、あなたもNotebookLMを使い始めることができるはず!ぜひ最後までチェックしてみてください。
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NotebookLMは、Googleが提供している新しいAIサービスです。単なるメモアプリや検索ツールではなく、自分の資料をAIに読み込ませ、その内容を理解させたうえで要約・解説・整理までしてくれるのが特徴です。
特にフリーランスや個人事業主にとっては、「大量の情報をどうまとめるか」「どうやって活用するか」という日々の課題を大きく変えてくれる存在といえます。
ここではNotebookLMの3つの大きな特徴を整理してご紹介します。
数十ページに及ぶPDFや複数の文書を読み込んで、横断的に理解・整理できるのはNotebookLMの強みです。情報源を指定して回答させることもできるため、「どの資料に基づく答えか」が明確で信頼性も高い。大量の情報をただ溜め込むのではなく、関連づけて「使える形」にまとめてくれるのが特徴です。
NotebookLMは単なる要約ツールではありません。テキストを音声で読み上げたり、マインドマップ風に整理したり、クイズ形式に変換したりと、多様なアウトプット形式に変換できるのが大きな魅力です。資料を「読む」だけではなく、「聞く・見る・問い直す」といった体験に変えられるので、学びや記憶の定着にも効果的です。
NotebookLMはGoogleドキュメントやGoogle Driveとの相性が抜群。既存のドライブ資料をそのまま読み込んだり、チームやクライアントとノートを共有して共同作業に活かせます。個人利用だけでなく、実務の現場に組み込める柔軟性があるのは、Google発サービスならではの安心感です。
このようにNotebookLMは、ただのノートツールではなく「情報を理解して整理するAIアシスタント」です。だからこそ、自分の知識や資料を“使える形”に変えてくれる心強い味方になります。
NotebookLMは特別な契約や有料版のGoogleアカウントは不要」。普段GmailやGoogleドライブにアクセスしている無料Googleアカウントがあれば、誰でもすぐに使い始められます。操作もシンプルなので、難しい設定や専門知識は必要ないので安心してください。
NotebookLMにはいくつかのアクセス手段があります。
①公式サイトのURL(https://notebooklm.google.com/)に直接アクセス
②「NotebookLM」と検索して表示された公式サイトのリンクをクリックしてアクセス
③ChromeブラウザのGoogleアプリランチャー(右上の9つの点のアイコン)からアクセス
【キャプション】Googleアプリランチャーからアクセス
【キャプション】NotebookLM ホーム画面。「ノートブックを新規作成」をクリックして進んでいきます
無料アカウントでできること・注意点
無料アカウントでも基本機能(資料のアップロード、要約、質問応答、整理など)はすべて利用可能です。数十ページ規模のPDFや複数の文書をまとめて扱えるだけの情報量を処理することができ、無料で使えるAIサービスの中では群を抜いて大容量となっています。
例
NotebookLM無料版:500,000字・1度に50ソース*まで
ChatGPT無料版:5,000字・1度に3ソースまで
*ソース = 情報源となる資料
注意点として、ソースの量・ソースにアクセスする回数を大幅に増やしたいといった場合には有料版の検討が必要になるでしょう。
NotebookLMは「ノートを作る」→「情報を入れる」→「AIと対話する」というシンプルな流れで使えます。ここでは初めての方でもすぐ試せる操作のステップをご紹介します。
PDFやGoogleドキュメントをアップロードしたり、Web記事のURLを貼り付けるだけでNotebookLMはその内容を解析し、ノートの「知識」として扱ってくれます。
【キャプション】ノートを開いて、様々なソースをアップロード可能
【キャプション】真ん中の「チャット」部分に、アップロードしたソース情報をまとめてくれる
「この資料を初心者にもわかるように説明して」などと入力すると、アップロードした資料をもとに的確に答えを返してくれます。
↓
【キャプション】ソース情報をもとに、チャットの質問に回答してくれます
会議録音やセミナー動画をアップロードすると、自動で要約が生成されます。長時間の記録から大事なポイントを数分で把握できるのは大きな魅力です。また、Youtube動画のリンクをソースにして内容の要約を行うことも可能です。
【キャプション】このようにマインドマップ形式で出力も可能。難解な資料やデータも、理解を助けてくれます
このようにたった数回の操作で、自分専用のAIノートが完成します。まずは身近な資料を1つ入れて、NotebookLMとの対話を体験してみましょう。
NotebookLMは、情報整理だけでなく日常業務の進め方そのものを変えてくれる可能性があります。ここではフリーランスや個人事業主におすすめしたい活用シーンの例を紹介します。
クライアントとの打ち合わせを録音・メモしておき、NotebookLMに読み込ませると要点がすぐに整理されます。「誰が何を担当するのか」「次回までに準備すべきことは何か」を自動でまとめられるので、議事録づくりにかけていた時間を削減できます。そのままタスク管理ツールに転記すれば、スムーズに実務に取り掛かることができます。
リサーチ資料や参考記事が多すぎて整理できない…という場面でもNotebookLMは大活躍です。関連するPDFや記事をまとめてノートに追加しておけば、「全体の要点を3つにまとめて」などの質問で一気に情報を圧縮して確認することができます。情報を片っ端から確認するのではなく、必要な部分だけを短時間で取り出すことができ、提案資料や企画書づくりの土台づくりに最適です。
NotebookLMは情報整理だけでなく「発信の土台づくり」にも活用できます。たとえば、過去の投稿や下書きを読み込ませた上で「この内容をInstagram用にカジュアルに書き直して」「ブログ記事の構成案を作って」と指示すれば、自分の文体を活かしながら新しいコンテンツ案を提案してくれます。発信の継続が課題になりがちな個人事業主にとって、大きな助けになる使い方です。
このように日々の業務でよくある悩みも、NotebookLMなら効率的に整理できます。使い方次第で仕事の質もスピードも大きく変わっていき、ライバルと差をつけることができるでしょう。
NotebookLMは、アップロードした資料をもとにAIが要約・整理・解説してくれる自分専用の知識ベースです。無料アカウントから始められるので、まずは手元の資料で試してみましょう。
さらに深く活用したい方は、ぜひセミナーに参加してみてください。実際に操作しながら学び、仲間とアイデアをシェアすることで、NotebookLMを「大活躍してくれる自分専用秘書・仕事のパートナー」として使いこなせるようになります。
情報整理を“楽しい”に変える一歩を、ぜひ体験してみてください!
NotebookLMをもっと深く体験したい方に、実際に操作しながら学べるワークショップをおすすめします。
ここではNotebookLMの基本操作から「要約」「ネタ出し」「秘書的な使い方」まで実践的に学べます。ワークショップ後には参加者同士の交流の時間もあり、活用アイデアをシェアできるのも魅力です。
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